眼底検査の散瞳剤で瞳孔を広げた後、本当に車の運転ができないのだろうか?の答えw
眼底の検査ってしたことありますか?
『散瞳薬』という瞳孔を広げる目薬を点眼するんですよ。
瞳孔が広がった状態だとどうなるのか、体験して感じたことをお話していきたいと思います。
先日、歯医者以上に苦手な眼科の受診に行ってきました。
本当にすごく苦手なので、超~久しぶりでした。
何が苦手って、検査中や受診中に目をつぶることができないからw
光を当てられたり、風をかけられたり・・・
眩しいし、涙出るし・・・
電話で予約を入れた時に、
「検査によっては運転が難しくなるので、車ではなく電車やバスで来てください」
と言われたにも関わらず、ついうっかり車で行きましたw
これが後で悔やむことになるのですw
まず今回の来院の理由と症状や本日の説明を受けました。
そこで、
①医師の判断により眼底検査をするかもしれないこと、
②眼底検査を受ける場合は瞳孔を広げる薬を使うから数時間は運転ができないこと、
③車の運転はできませんがそこは大丈夫な状況ですね?
と言われました。
電話予約時にも言われたにも関わらず、ついうっかり車で行ってしまった私。
しかし、
①せっかく超~久しぶりに眼科に行ったのだから、出来る検査は受けておきたい。
②瞳孔を広げるって、そんなに運転が危ないの?ちょっと大げさに言ってるかな。
③まぁ少し休んでから帰れば何とかなるかな。
④最悪の場合、車を置いて帰るか…パーキング幾らだったかなぁ。
なんてことを考え、
「大丈夫です。」と答え、視力なり、眼圧なりの検査に進みました。
検査の後に医師による診察です。
待ち時間の間にスマホで検索。
本当に車の運転はできないのか?
気をつければ何とかなるのではないか?
気を付け方ってどんなところかな?
検索してみても、
散瞳薬で瞳孔を広げると眩しくなるから運転は危険とか、
ぼやけて見えるから運転は危ないからできないとか、
そんなことばっかりなんです。
散瞳薬で瞳孔を広げることによって、目に入る光の量が調節できないため、真っ暗闇を見る態勢で明るいところに出されるということなんですね。
麻痺させているためなのか、焦点も合わせづらくぼやけて見えるよう。
検索ワードを変えながら検索を続けたら、眼底検査の日に原付で行った人のブログを見つけました。
すると、
点眼されて暫くすると目がぼやけてきたこと。
検査時に当てられる光がとても眩しいこと。
外に出てみたら半端なく眩しすぎて直ぐに近くのコンビニに避難したこと。
恐怖を覚えるほどの眩しさでしばらくコンビニから出られなかったこと。
サングラスをかけても眩しくて危険すぎると感じたこと。
結局、病院に戻って回復を待ってから原付で帰宅したこと。
等の記載がありました。
んーなるほど。
お天気が良いとつらいよね。
病院を出るころは夕方かな。なら何とかなるかな。
と思いながら、医師の診察を受けました。
そこで眼底検査を受けるかどうかの話になるのですが、
ここでもまた、数時間は車の運転ができません大丈夫ですか?と確認されました。
こう何度も確認してくるってことは、やっぱりまずいのねw
最悪は車を置いて帰るかぁと考え、眼底検査を受けることにしました。
散瞳薬を点眼されて、約30分後に検査。
暗室に案内されますが、照明が暗い様子はあっても全然暗く見えない。
これは、瞳孔が開いているからなのでしょうか。
で、検査を受けるのですが、この検査、超絶苦しいのですw
瞬きしないように瞼を押さえられて、光を当てられます。
これが途轍もなく眩しいのですよ!w
最早、『眩しい』という言葉の域をはるかに超える眩しさなんです。
今思い出すだけでも涙が出てくるw
一瞬、目だけ死んだのかと思う感覚になるぐらいの眩しさ。
右目から行ったのですが、左目の時はもう恐怖でした。
瞳孔が開いている状態での光って、超~危険だと感じましたw
再度、医師の診察を受け、検査結果に問題がないということで帰れることになりました。
ドライアイなので目薬を処方してもらい、会計待ち。
スマホを見るときの距離感が変わっていることに気付きました。
ピントの合う位置がいつもと違うんです。
ちょっと離れたあたりでピントが合う。
老眼になったらこんな感じなのかなwって思いましたねw
まだ視界が少しぼやけた状態でお会計。
下の階の薬局に向かいます。
ビルの中にある眼科&薬局なので、まだ外の明るさがわかりません。
外はどんな感じなんだろう。眩しいかな。運転できるかな。。。
薬局での用事も済ませ、さぁいざ外界へ!w
17時半は過ぎていました。
明るい時間ではないのですが、夕日が心配。
外に出てみると、そこは日陰。
お?大丈夫じゃね?
夕方でラッキー♪車で普通に帰れそうだぁ~。
と思いながらも、若干恐る恐る駐車場に向かってみました。
建物の間から夕陽に当たり、む、眩しい。
怖いもの見たさで夕日の方に向いてみると・・・
おぉぉぉ~眩しいぃぃ~
やっぱりw
とりあえず日陰に避難w
日陰は大丈夫。
お茶でもしながら時間を潰せるところを探そうと少しウロウロ。
しかし、あんまりウロウロすると日なたに出てしまうw
日陰で待機。
駐車場から自宅までの道のりを考えました。
日を見ずに帰宅できるルートを考えたんです。
日の向きと高さ、周りの建物・・・
そうこうしているうちに18時を回り、頭の中の帰宅ルートでなんとかなりそうだったので、再度駐車場に向かいました。
まず、車の中に常備してあるサングラスをかけ、周りを見渡してみる。
んーなんとかなりそうだな。
車内は常に日陰だから、日の向きにさえ気をつければきっとなんとかなる。
と思い、コインパーキングの清算をして出発してみました。
『眼底検査の散瞳剤で瞳孔を広げた後、本当に車の運転ができないのだろうか?の答えw』
運転のプロの私の場合・・・
夕方であれば、普通車の場合、
①サングラスをかけ、
②サンバイザーを下ろし、
③シート高を上げて天井に頭を近づける。
そうすると日を見ずに運転ができます。
しかし、近くの上部が見えないので、信号の確認はできないですw
屋根がない自動車や原付等は厳しいと思います。
天気の良い日中や、夕方でも日の向きによっては運転はできないと思います。
私は、散瞳薬の点眼から約2時間ぐらいで無謀にも自動車の運転をしてしまいましたが、日を見ないで済む好条件が重なっていたからであり、通常であれば4~5時間は運転はできないと思っておいて良いと思います。
点眼から4時間後の目を鏡で確認してみましたが、まだ縁いっぱいまで瞳孔が開いている状態でした。
回復には個人差があると思いますが、私の場合で通常に戻るまで6時間以上かかっているので、眼底検査をするときは、自動車の運転を必要としないときにしましょう。